BIOSOPRAオーナーが語る、人と人、街と人、モノと人が交わるお店づくり

矢内綾乃です。

わたしは現在、2社の法人を経営しながら、汐留にあるオーガニック・エシカル専門店「natural style BIO SOPRA Tokyo(ナチュラル スタイル ビオソプラ トーキョー)」のオーナーを務めています。

2019年12月7日のオープンから6年。多くの方々に支えられながら、少しずつこのお店の世界観を育ててきました。

忙しい日々の中でも、心と身体が自然と整う時間を過ごしてほしい。

そんな想いから生まれたのが、BIO SOPRAです。

ここからは、お店の特徴と、そこに込めたわたしの想いをお伝えします。

BIOSOPRAとは。汐留のオーガニック・エシカルグッズ専門店です

汐留イタリア街にあるBIO SOPRAは、オーガニックや自然由来の生活雑貨、日用品、コスメ、食品などを取り扱うお店です。店内には、バイヤーが厳選した約200アイテムの洗練された商品が並んでいます。オーガニックや自然由来の素材を大切にしながら、環境や人にもやさしい“エシカルな視点”でセレクトしています。

都心で働く方々が、自分らしく、しなやかに美しく輝ける日々を支えるようなアイテムを届けています。

内装にもこだわり。「みなとモデル二酸化炭素固定認証制度 テナント店舗特別賞」を受賞

BIOSOPRAの空間にもたくさんの想いが込められています。

わたしの名前「綾乃」の“綾”の字には糸が縦と横に交わって模様をつくる“綾織物”という意味があります。「人と人」「街と人」「モノと人」が出会い、交わり、温かな関係が生まれる場所にしたいという想いをデザインに込めました。

棚のデザインは“綾織物”をモチーフに、デザイナーの友人にお願いして作ってもらいました。また、内装には国産木材の使用にこだわっています。

その取り組みが評価され、2023年には港区の「みなとモデル二酸化炭素固定認証制度 テナント店舗特別賞」をいただきました。

木の香りに包まれた店内は、自然のぬくもりと洗練されたデザインが調和する空間になっています。

共鳴から生まれたコラボレーションたち

BIO SOPRAは、ただ商品を並べる場所ではなく、

ブランドや生産者の方々と“想いでつながる場”です。

ここでは、特に印象に残っている2つのコラボレーションをご紹介します。


世界一やさしいチョコレート「andew」とのコラボレーション

株式会社SpinLifeさんが展開する「世界一やさしいチョコレート andew」とのコラボでは、松屋銀座でPOP UPを開催しました。

andewの開発者である中村さんは、現役医師で、「難病で口の中が痛くて、上手に食べることができない患者さんでも、おいしく栄養を摂れるチョコレートを作りたい」という想いからandewが産まれたそうです。

中村さんご自身も心臓の病気と向き合い、その経験から医者の道を志したとのこと。

病気を克服しながら、医者になるための勉強もされ、さらに困っている患者さんの幸せのためにと挑戦している姿に、心を打たれました。


国産ヴィーガンコスメブランド「SAIRAI」とのコラボレーション

国産ヴィーガンコスメブランド「SAIRAI」とコラボレーションでは、西武池袋本店・渋谷ヒカリエ・横浜髙島屋などでPOPUPを行いました。

SAIRAI は「肌悩みを抱える人も、安心してメイクを楽しめるように」という想いから生まれたブランドです。

開発者であり、社長の井上さんご自身が長年肌荒れに悩まされ、試行錯誤を繰り返して克服してきた経験も経て、肌悩みのある女性が安心してメイクを楽しめるようにしたいという思いからこの商品が産まれました。

井上社長は、商品開発にかける想いが熱く、SAIRAI商品をわが子のように愛しています。

POPUPイベントで、たくさんの方がSAIRAIの商品を買っていく様子を見て、目に涙を浮かべながら喜ばれている姿にわたしも胸が熱くなりました。

これからも、価値観やビジョンを分かち合える方々と一緒に、“共鳴の輪”を広げていけたらと思っています。


大切な毎日に、上質で華やぐライフスタイルを提案する

natural style BIO SOPRA Tokyo は、”大切な毎日に、上質で華やぐライフスタイルを提案する”をコンセプトに、こだわり抜かれた様々な商品を取り扱っています。

そしてこのお店が「人と人」「街と人」「モノと人」が交わる場所となるよう、生産者のこだわりや、ひとつひとつの商品のストーリー、地域とのつながりを大切にしています。

ぜひ一度、BIOSOPRAの空気を感じにいらしてくださいね。

女性経営者 矢内綾乃〜経歴と多角経営への道〜

矢内綾乃(やない あやの) 猫と自然とのびのび育った幼少期。 勉強はできる方で宇宙に興味があったこともあり、北海道大学院で量子物理学を専攻することに。 その甲斐あってNECでエンジニアとして働くも、人との出会いをきっかけに より自由で豊かな人生を送るため、経営者の道を志しました。 2児のママ業と多角化経営の両立をやり遂げるため、子どもたちからママみたいになりたい!と言われるように日々挑戦中です!