一冊の本に込めた矢内綾乃の想いと若手へ向けた未来へのエール

矢内綾乃です。

現在、わたしは2社の法人を経営しながら、オーガニック・エシカルショップの運営、宇宙サービス事業、キャリア支援事業、SES/フリーランス支援事業など、多角的に事業を展開しながら挑戦を続けています。

「多角経営をしていてすごいですね」「昔からすごい人だったんでしょう」と言われることもありますが、最初から才能や能力があったわけではありません。むしろ、どこにでもいる普通の社会人でした。

自信もなければ、将来のイメージも持てず、ただ目の前の仕事をこなすだけの日々。

それがわたしのスタートでした。


「このままでいいのかな」とモヤモヤしていた日々

「目標はあるのに、行動が続かない。」

「会社に不満はない。でも、このままでいいのかモヤモヤする。」

そんな気持ちになったことはありませんか?

わたしもありました。

安定を求めて大手電機メーカーに就職したものの、毎日終電ぎりぎりまで働き、気づけば残業と疲労の繰り返し。未来を考える余裕なんてなく、「考えないようにしていた」が正しいかもしれません。

努力しているのに成果が見えない。
頑張っているのに自信が持てない。
相談できる相手もいない。

そんな“行き止まり感”に包まれていたとき。

人生が動き出すきっかけは突然やってきました。


人との出会いが、人生を大きく変えた

転機となったのは、後輩が紹介してくれた同年代の経営者との出会いでした。

同じ年齢なのに、まったく違う結果を出しているその経営者の方は、自由度高く働き、明確なビジョンを掲げて生き生きと仕事をしながら、実績を積み上げていました。

そして、その方の周りにいる経営者の方々もそうでした。みんな、自分の人生に自分で責任を取りながら自由に、かつ情熱的に生き、この先の未来にワクワクしていました。

こんな働き方をしている人がいるんだ

こんな生き方をしている大人たちがいるんだ

人との出会いで世界が広がり、かつ自分もこんな人みたいになりたいと、未来の自分もよりイメージするようになりました。そしてわたしは、経営者になる生き方を決意し、学び、自分を変えてきて今があります。


経験を「言葉」として残したAmazonの電子書籍

経営者としてある程度実績が出てくると、若手の方々と話す機会が増えました。

仕事、キャリア、人間関係、将来のこと、独立についてなど、様々な相談を受けるなかで、かつての自分と同じ不安を抱えている人が本当に多いことに気づきました。

口頭で伝えてきたメッセージを、もっと体系立てて届けたい。

一度きりで消えてしまう言葉ではなく、“残る形”で渡したい。

そう考えたとき、わたしは思いました。

「一冊の本にしよう」と。

結果として、AmazonのKindleで読める電子書籍という形になりました。タイトルは「一人で悩むな、仲間と動け!」。

本という形なら、いつでもどこでも手に取れ、自分のペースで進められます。各章にはワークも用意し、「読む・書く・描く・動く」を通じて行動につなげられる内容です。

これは、まさに不安の中で立ち止まっていた“あの頃の自分”に向けた本でもあります。


今、悩んでいるあなたへ

若手の皆さんの人生が、少しでも前に進むきっかけになればと思って書いた本なので、形になったことをとても嬉しく思っています。

この本が、あなたの人生の方向性を示す“ポケットの羅針盤”になれば幸いです。

一人で悩まなくても大丈夫。

まずは小さな一歩から、一緒に進んでいきましょう。

女性経営者 矢内綾乃〜経歴と多角経営への道〜

矢内綾乃(やない あやの) 猫と自然とのびのび育った幼少期。 勉強はできる方で宇宙に興味があったこともあり、北海道大学院で量子物理学を専攻することに。 その甲斐あってNECでエンジニアとして働くも、人との出会いをきっかけに より自由で豊かな人生を送るため、経営者の道を志しました。 2児のママ業と多角化経営の両立をやり遂げるため、子どもたちからママみたいになりたい!と言われるように日々挑戦中です!