【考え方】天才が、天才では無くなる時

矢内綾乃です。


目には見えない、波長の話が出たので思い出しました☆

私は、幼稚園に行く前くらいの年齢まで、電話が鳴ると ”電話に出る前に” 誰から電話が来たのかを当てていました(・∀・)

それはもう、当たり前のようにわかりました。当たり前すぎるとそのことが当たり前だとすら気づかないくらい。

それが突然わからなかくなったのです。

わからなくなったとき、母親が「あんたは凄いねー。なんでわかるんだい?」といい、家族が「次に電話来たら当ててー」などと言い出しました。その謎のプレッシャー(笑)と、「(あぁ、これは普通ではないんだ)」というのを急に悟ったときに、急にわからなくなってしまったのです。


わたしの友人に、最終学歴「小卒」という強者がいます(^^) 学校があまりにもくだらないのでやめてしまったそうです。その後、若くしてシリコンバレーの某会社に数千万でヘッドハンティングされるほどの人物になっている方が言っていましたが、子供は生まれたときはみんな天才なのだそうです。それがいつ能力に制限がかかるかというと、

「いい子にしなさい!!」

「もう(怒)、なんであなたはいたずらばかりするの」

「おバカなんだから」

などと周囲に言われたときに、子供はみんな純粋で素直なので、

「あぁ、自分はいい子じゃないんだ」

「あぁ、自分はいたずらばかりしているんだ」

「あぁ、自分はおバカなんだ」という思い込みがスタートし、その瞬間から天才ではなくなる、〝100%自分を信じる” という力が薄れていくんだと話していました。


子供は、子供なりに好奇心を追求しています。ワクワクすること、考えることを止めません。

うちの娘は、初めてもらったペンセットが嬉しくて嬉しくて、手渡した落書き紙を余裕ではみ出して、我が家の〝床”、〝壁” にどんどん書き始めました。

旦那は「こらー!いたずらするな!! そっちは書いちゃダメなんだぞ。紙あげたんだから、そこに書きなさい!!!」と、イライラの感情とともに伝えていましたが、

娘の混乱した悲しそうな顔は印象的でしたね。

本来は〝紙に書かなければならない”などというルールはありません。娘ちゃんも、いたずらしようと思ったのではなく、ただ好奇心と想像力のままに書いたのでしょう。人類の歴史から見ても、地上絵・壁画がスタートなのですから。

見方によっては、床・壁に書くのが悪いのではなく、賃貸で借りているから書いてほしくないのです。なので、

「この家は、賃貸物件だから、うちの物ではないのよ。元の床や壁のままで返せなくなった場合には、とってもたくさんのお金がかかってしまうの。お願いがあるんだけど、紙の上だけに書いてくれないかな?」とお願いをしないといけないですね(^^)(笑)

ちなみに、わたしの実家はド田舎の持ち家で、書きたければ書き放題でした(^^;)

大きくなって家の壁をみると、わけの変わらない絵が描いてあって「キタナイなー、、」と思ってましたが(^^;) そのかわり、特に父親の家系は、画家や建築士の才能を発揮する人も多く、学校の写生大会とかコンクールは当たり前で賞に入る感じです。

とはいえ、子供の好奇心や想像力を全部認めていたら、この社会に適合して上手く生きていくことはできいませんよね(^^;) 物事はトレードオフです。

子供たちに対して、

少なくとも、頭ごなしに「いたずらをしている」「大人を困られようとしている」と決めつけたり、

「みんなはちゃんとできてるのに、あなたなどうなの?」と人との比較で評価を与えてコントロールしたりはせずに、

どうしてほしいのかとか、あなたを信じている、ということを伝えて行きたいですね(^^)/


本日の格言☆

常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う

アルバート・アインシュタイン


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 矢内綾乃

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女性経営者 矢内綾乃〜経歴と多角経営への道〜

矢内綾乃(やない あやの) 猫と自然とのびのび育った幼少期。 勉強はできる方で宇宙に興味があったこともあり、北海道大学院で量子物理学を専攻することに。 その甲斐あってNECでエンジニアとして働くも、人との出会いをきっかけに より自由で豊かな人生を送るため、経営者の道を志しました。 2児のママ業と多角化経営の両立をやり遂げるため、子どもたちからママみたいになりたい!と言われるように日々挑戦中です!